ウクレレ☆サイズ★ライフ

13 11月, 2010

1442日目:ツール・ド・おきなわ・初日は雨で・・・

Posted by: In: Bicycle|イチゴ:1歳|マロン:4歳

5時に起床。まだホテルの朝食は始まっておらず、コーヒーを飲みたいので、近所のマックへ。

うーっすら雨。

まあ・・・これくらいなら・・・。

マックから出てくると、霧雨風。うーん。

駐車場で豪快に後ろ側にチッコをするニャンコに遭遇。なんの啓示??

6時過ぎに会場の名古屋漁港に入り、手荷物を預ける。空気を入れようかと思うけど、相変わらず気圧がわからないタイプしかないので、がじゅまる広場へ移動。

雨は朝より降っているので、会場の人が「滑らないように、少し気圧低めがいいかと思う」、というけど、これからどれくらい降るのかわからないし・・・。装備もウインブレだけを小さいリュックに入れて、レインコートとシューズカバーは置いていくことに。

今回の参加は「おきなわ本島1周サイクリング 323km」。初日は北へ行って折り返して戻ってくる180km。

スタート地点の名護十字路へ。続々と集まってきますが、一般道路なので、全体でどれくらいいるのか把握しづらい。

がんばるぜー!

すでに前のほうに人が押し寄せているけど、どれくらい長くなってるのかな・・・・?

7時のスタート予定になると、何の開会宣言の挨拶もなく、「パン」と小さな音がして地味にスタート。あまりのあっけなさに、周りの参加者も苦笑い。

少し行った信号で停車していると、後ろから来た若い女性が「止まらない~止まらない~だれか~」と悲鳴が聞こえる。何事かと振り返ると、左足のビンディングが堅くて外れなかったらしい。みんなでガシっと受け止めて止めてあげる。オジサン達が「もう、回収してもらうかい?」とか楽しそうに冷やかしたりして、なんか和む。

今日走る180kmは、これまで走った最長の先日のモテギの120kmを大きく上回るので、お昼ごはんまでの北へ向かう前半の平坦が多い90キロは、早めに終えたいところですが、いきなり結構な坂が1つあったのと、みんな様子見な感じでもあるのか、全体に流れがゆっくりになってしまって、思うようなペースで進んでいかない感じ。

あとで、思ったんですが、やっぱり、少し前のほうにいたほうがよかったかも。。前のほうは自分のペースで走ってるようですが、後ろのほうは、やや、つかえていたので、ずっと似たようなメンバーで抜いたり抜かれたり。(結局最後まで、自分がどの辺にいたのかわからなかった)。

去年は香港の方や黒人の方などがレースに多く参加していましたが、今年は本島1周サイクリングにも、台湾からきた方が多く見られました。そして、どの大会にもいる、スニーカーやクロスバイクやカジュアルウエアの人、頭にドラミちゃんを乗せて走る参加者なども。

序盤、なんだか落ち着かない私たち。このところ大会と言えばサーキットをグルグル周回し、走りに専念するタイプだったので、サイクリング形式での ペースや感覚が思い出せず戸惑う。左膝の裏の痛みと右足の脇の痛みもある。体調的に結構、モテギの無理が残っている感じもあって、若干ぎくしゃく。

それでも、天気は一応、雨が止んできて、曇りを保っており、「晴れだとよかったのにね~」、なんて暢気な話ができたのも、このころまで。

最初の小休止22km地点「沖縄海洋博記念公園」では、まだ笑顔。

なかなか目当ての休憩所に着かないので、60キロぐらいの途中のコンビニでも休憩。

偶然、仲間の女子も同じタイミングで休憩に立ち寄り。

と、思ったら、少し行ったところに、65キロ地点の大宜見村の道の駅の休憩所が。

久々のサーダーアンダーギー・・・。

休憩所の周辺は自転車だらけになるので、皆、あいてる所にとにかく自転車を置く。

私に合わせてゆっくり走っているガフは、大会をエンジョイモードでゆっくりめに休憩。私は後半の峠が心配なので、休憩を入れつつも、切り上げを早くして、とりあえずランチのところまで早く着いてしまいたい。

しかし先を急ぐも、93キロ地点の昼食場所「奥やんばるの里」に近づくにつれ、雨が本降りになってくる。

全体に時間が遅れていて、お昼後の再スタートの制限時間予定は12時頃だったのに、そのころにやっと皆、到着できた感じ。せっかく芝生に用意してもらった、机もイスもビショビショで、皆、施設内にギュウギュウに逃げ込み、立ったまま食事。

机の上のティッシュも濡れたままなので、椅子を拭くこともできず。。。

雨に濡れてやっと到着する人と、ご飯を終えて、レインコートを着て再出発する人々がすれ違う。

食べている間にも、雨はどんどん強くなり、食べながら、リタイアを決める人も増えてくる。なぜなら、ここから後半90キロはほぼずっと山道。前半にも数回あった結構な登り。それ以上の登りがずっと続くのがみんな分かっているので不安気。

「もう、ここで私も辞めたいよ・・・」

心の声は出ているのですが、やっぱりまだ、諦められない。

こうしていても仕方ないので、とりあえず、ご飯を食べて、気力を充填することもなく、不安なまま出発。

ここからは地獄。

どんどん、雨が強くなり、山岳が続く。

距離もかさんできて、お尻も痛いし、膝裏も痛いので、あれこれ工夫して踏み方を替えながら登ってみる。

上りはなんとか頑張れるし、体も温まるけど、下りは怖いし体や脚が冷えて動かなくなる。

雨水が波のように坂の上から押し寄せて流れ、側溝から溢れ出ている。

「・・・ああ、こういうのって、台風のときとかになるよね~」

ぼんやり、わかっているのですが、口に出したくない。

苦しみながら登っていると、後ろから車のエンジン音がして「大丈夫ですかー」と声をかけてくる。

回収車?

や、やばい・・・回収されたくない。でも苦しくて声に出して返事はできず、だまって大きく頷きながら、ゆっくりと登り続ける。

が、車は追い抜いていかない。それどころか、さらにスピードを落として、ずっと私の斜め後ろについている気配。

ゆっくりと、振り返ると、TVらしきカメラのレンズが車窓からこちらを狙っているー。

うわああー。

なにそれ?なに放送か知りませんが、どっかいってくださいーーー。

前の人を抜こうとしても、より一層近寄ってきて危ないし。勘弁してくれー。

下りは下りで、ブレーキがほぼ利かなくなり、目いっぱい握ってから15mぐらいたたないと、スピードが落ち始めない。普段は上りの終わりが見えると嬉しいのですが、今回はまた下りが始める、と思うとそっちのほうが怖い。

雨の中、何度も上り下りを繰り返していると、油も流れちゃってるのかフロントギアもガリガリと音を立てるばかりで、なかなか切り替わらない。私の女性用は前が3枚あって、一番上と一番下を切り替えるのに、2回シフトチェンジしなくてはいけないので、途中からは、真ん中のギアだけを使うことに。

激しさを増すばかりの雨にリタイアが増えているのか、いつの間にか前後に人がいなくなってくる。

気力を尽くして、ほぼすべての峠が終わり、最後の長い下り。あとはさらに少し走って、1つ小さな山を越えたあたりで一度休憩所。残りは15キロぐらい平坦道。それで今日は終われる。とはいえ、距離にすればあと40キロぐらいあるし、何度も心が折れそうになる。

目の前をゆっくりながらも走っていたオジサンを追い抜こうとすると、おもむろに自転車を降り、「もう、こげねぇっ!」と吐き捨てるようにつぶやく。私も下りが怖すぎて、何度か自転車を降りる。大粒の雨が風で結構な勢いで体に吹き付けてくる。あまりの激しさに、二人とも「もう、ほんとにやばい」という思いがどんどん強くなり、小休止が取れそうな売店に逃げ込むように入る。

売店の軒下や周りの屋根つきの休憩所には数人が自転車を置き、放心状態で空を見つめている。

とにかく山の中なので、屋根があるところもなく、休んだり、リタイアしたくても、止まればズブ濡れで、いつ来るかわからない回収車を待って遭難状態になるだけなので、藁にもすがる思いで、この場所で雨風をしのぎ、進むことも戻ることもできず、途方に暮れているのだ。

しばらく避難していても、全然弱まる様子はなく、寒さが苦手なガフが、「もう、いいんじゃないかな」と言い始める。

確かに、もう、これって「自転車の大会のてい」をなしていない。ただの我慢大会、もしくは罰ゲーム?

「・・・もう、いいよね・・・」。

そう思っても、いつ回収車が来るのかもわからないし、このあとの休憩所を調べたくても、もっていた行程表の紙は濡れて固まった、ただのボロ屑状態

(← これはホテルに戻って広げてみたところ)

現地点ですでに16時半。40キロ先のゴールの制限が17時半(実際は25キロ先の休憩所、久志の時間制限が17時半だった)。諦めモードをさらに後押し。

仕方なく、温かい飲み物を飲んで、売店を出て、どうすることもできず、トボトボと自転車を押しながら下っている(私が怖くて下りで乗れない)と、後ろから来た車が止まって、「大丈夫~?」と声をかけてくれる。今度は回収車だ!

「乗る?」

「乗れますかっ?」

バンの後ろを開けると、すでにオジサンが2名乗っている。「自転車も一緒に2人乗れるかなー?」と、係の女性が言うと、ガフが「僕はいいんで」と、私だけを乗せ、自分はもう少し走る、と。「じゃ、もう少し先の休憩所サンライズひがしで拾ってもらってねー」といって発車。

回収車に乗ってみると、オジサンはみなウチナンチュー。「明日走ればいいさー」と優しく(?)慰めてくれるのですが、前輪を外した私の自転車を支えてくれる様子が適当でハラハラ。結局、さらにもう1人と1台が積みこまれ、車内で体をかがめていて車酔い気味。その後も何人もリタイア希望のゾンビに声をかけながら車は進む。「あと、5キロぐらいよ」と言っても脚が痛くてどうにもならない、と訴える人も。

なんとか久志の休憩所の公民館みたいな所に到着。

そこにはすでに回収された人が数人いるけど、もっと早い段階だったのか、すでに服も乾いている。私だけがずぶ濡れ状態で40分ほど放置。

外はどんどん暗くなるし、雨もやまない。曇りの時に晴れがいいな、なんて贅沢言ってごめんなさい。

一緒に回収された愛車がゼッケン番号を書いた札を結ばれて放置されている・・・。ごめんね、がんばれなくて。

やっと、ホテル行きのバスが来て乗るために、外に出ると、ちょうどガフが到着。
「どうする?」と聞くと、「あと15キロだから走ってくる」と。そうだね、あとは平坦だしね。
「気をつけてねー」と送り出し、バスに乗るが、暖房も入っていなくて、体がどんどん冷える。「頑張って走ったほうが温かかったかな?」と、後悔の気持がよぎる。

しかし、しばらく走ると、道がどんどん上りになっていく。え?あれ?あとは平坦だったのでは?
そして、バスから走るガフが見える。真っ暗な山道の坂を雨の中、拷問の様に数人で上っている。これはデスマーチだ。
人数も少ないし、軍隊の演習にしか見えない。自分には無理だった・・・。諦めて正解だったと改めて思い知る。

車中でも自転車がちゃんと無事に運ばれているか気になるし、携帯も水没状態だけど、寒さと疲れで思考がまとまらない。

やっと大会が準備した本日の宿泊ホテルに到着すると、入り口わきにテントが出ていて、揚げたてのサーダーアンダーギーが振舞われている。・・・このご褒美を食べる権利がないな、と思うと切ない。
しかも、フロントでチェックインをしていると、六本木の仲間に遭遇し、ちゃんと完走したと知る。偉い!すごい!

ていうか、私、ダメすぎ・・・・。

部屋に入って、服を脱いで、ポケットから携帯を出すと、ふわふわだったファーのストラップが雨でショっボショボに。電源も入らない。水没?

防水カメラの蓋の塗装もぶよぶよで剥離。預かっていたガフの防水ではないカメラは水蒸気があがっている。財布の中のお札も濡れてくっついていて、はがすと破けそう・・・(結局東京に帰るまで、しっとり湿ったままでした)。
取り出す私の手も足の指も水でふやけて白くなっている。

まずはシャワーを浴びて、体温を取り戻し、部屋を少し整理してたら、1時間半ぐらいして完走したガフがチェックイン。
どうやら、ゴールを間違って漁港のほうへ行ってしまったらしい。思いもよらず最後に峠があり、疲労と、暗い上、道案内もなく、ゴールはどこだ!と、焦る参加者の間でデマが飛んだそうだ。実際調べると8.7kmも離れています。。漁港はセンチュリーライドのゴールですね。。


どうあれ、ガブはよく頑張った。

私は一緒に回収車やバスに乗った人の屈託のなさに、さらに挫折感を味わった。

「・・・ああ、完走を諦めても悔しくもなさげな、この人たちと同じカテゴリーか・・・。ダメダメじゃん!」

ガフもシャワーを浴びて、着替えて、やっと夕食。

この秋、参加した3つの大会が全部雨だったけど、今回が1番過酷だった、というガフの言葉に少しだけ諦めがつく。

食事が終わってロビーに戻る時、エレベータで竹谷賢二さんに遭遇。姿勢が半端なく良い!まずは姿勢なのか。

ホテルの駐車場で吹きさらされる自転車たち。

自転車をメンテナンスするガフと、リンパマッサージで毒を出す私。

沖縄の花にはなれませんでした・・・。

ホテルのコインランドリーは皆が洗濯と乾燥で大繁盛。レーパンからビンディングまで。毒だしが終わって、ガフと売店で待ち合わせ。

おサルのマスコットがマロンとイチゴに似て見えるー。いっちゃん、マロン、癒して!

通常宿泊は団体部屋なのですが、私たちは二人部屋でツインにしてもらったせいか広くて綺麗。

なんとか怒涛の1日が終わるも、気持ちが動揺していて、怖い夢とか見そう・・・。

とか、言いながらすぐ寝ちゃったけどね。

この日の当時の感想は、一言。

「は~も~、なんも言えねぇ~~~。」

>>本日のペットホテルからの犬っこ情報。

メールありがとうございます!!
イチゴちゃんの爪きりの件、了解しました☆
帰りの16日にやりますね!
今日のマロンちゃん☆イチゴちゃんメール!!
朝からハイテンションなイチゴちゃん♪
お部屋からでると真っ先に飛んで出てきてくれ、「おはよ~♪」とご挨拶!
マロンちゃんはゆっくりイチゴちゃんの後を追いかけてくるように静かに来てくれました。
ただ、昨日より少し警戒気味!?
ママやパパがいない事に気付いて寂しくなっちゃったかな?
「マロン♪」なんて呼びながら撫でていると、安心したのか甘えん坊さんに大変身!!
その頃のいっちゃんは嬉しそうに店内を動き回ったり、「ママを触るならあたしも~」と割り込んできたりと大忙し!
いっちゃんの方が場所に慣れるのは早いですね☆
でもやっぱり2匹共、人見知りしちゃってます↓
少しでも人にも慣れてくれるといいんですがね。
朝のお散歩は別のスタッフが行ったのですが、いっちゃんは元気よく歩いてくれ
マロンちゃんは途中から止まってしまう事もあったみたいでした。
2匹共、お散歩から戻るとペロリとご飯を完食してくれました!
昼間はダックスのクーちゃんと一緒に店内にでていました!
クーちゃんは1歳にだったばかりのちょっとビビリな女の子。
いつもはビビリなのに、今日は・・・いっちゃんがお気に入り!?
遊ぼう~!と遊びに誘うものの、いっちゃんがクーちゃんの動きに圧倒され気味!?
結局遊ぶ事はできずで、人に甘えていました!
でも吠えたりする事も、怒る事もなく、お利口さんにしていましたよ☆
マロンちゃんは・・お部屋の中に逃げ込んじゃってました↓
その後はマロンちゃん、イチゴちゃんだけで遊びました!!
マロンちゃんもいっちゃんも看板鳥のPJの存在に今日気がついた様子!?
2匹共、興味津々☆
あれはなんだろ~と気になってPJに一点集中していました!
今日の写真はPJに一点集中している姿です。
夜のお散歩はいっちゃんは相変らず元気いっぱい走る走る!!
マロンちゃんも止まりそうになる事もありましたが、ちゃんと歩いてくれましたよ☆
夜ご飯は朝よりペースはゆっくりですが、ちょっとずつ食べてくれていました!
そのまま置いておくので、夜のうちに食べてくれるといいななんて思います!!

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チョコダップルの小粒のMダックス、母マロンと、娘イチゴ、飼い主MEL(私)と相方ガフの日常のブログです!ウクレレの教習本になぜか「ウクレレはちょうどミニチュアダックスぐらいのサイズです」と、例えてあったのが可笑しくて、このタイトルに決めました。カメラ、自転車が趣味です。デジタルグッズ好きは・・趣味ではなくお仕事(なはず)です。

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